2024年3月16日
ハウス3張でブドウを栽培しているのだが、そろそろブドウの芽が出てくる季節になってくるので、ハウスにビニールを張る作業を手伝った。本当は毎年新しいビニールにしなければいけないのだろうが、ほとんど自家消費分なので、何年か使用したビニールをごまかしながら使っている。なので、破れたところを影響がないように微妙に重ねたりしながらつないでいかねばならい状況となる。長さが足りなくなったりするので、結構手間がかかるのだ。
ハウスにはビニールを押さえるビニール紐が50㎝間隔くらいに張ってあり、紐と鉄骨部分の間にビニールを通していく。数メートルごとに紐でくくり、反対側から引っ張ってハウスの屋根の部分にビニールを張っていくのだが、途中でひっかかったりするので、結構調整が難しい。調整するために、背丈ほどの高さまで脚立を上って作業をするのだが、やがて90歳になろうとしている父が、自分の頭の高さよりも高いところに登って作業をしている。衰えたとはいえ毎日農作業をしている人はこんなにも元気なのかと思う。
父と力を合わせて、なんとかビニールを張り終えた。少しずつ暖かくなり、そのうちブドウの芽が出てくる季節を迎える。今年は無事おいしいブドウが収穫できるだろうか。
しかし、植物の力はすごいなと思う。今は枯れているが、季節が来たら緑が茂り、どんどん蔦が延びてくる。まさに輪廻しているかのように植物は再生する。楽しみだ。
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