1997年6月16日(月) 晴 (暑い)
朝からカミルコーチの事務所からミニバスに乗り、デニズリに行く。デニズリまで約20分。デニズリのバスステーションかでバスを乗り換え、ボドルム(Bodrum)へと向かう。約5時間半程で到着(11時半発 17時前に到着)。ほとんどずっと寝ていた。
イスタンブールに居た時とはうって変わり、本当に暑い。バスの中も暑ければ、バスの外も当然暑い。そのうえ乾燥しており、水分ばかりむやみと摂取したくなる。
ボドルムのバスステーションでは、宿の客引きの感じが悪かった。勝手に話しかけておいて、ブツブツと何か文句を言っている。このような人たちのせいで、トルコのイメージが悪くなる。
客引きは相手にせず、エミコペンションに直行。とても感じのよい宿のオーナー、日本人のエミコさんが迎えてくれた。年齢は35歳くらいだろうか。ペンションも清潔でよい。お金を払って街を散策。
この街はヨーロッパ中からリゾート客が来ていて観光ずれしているところがある。レストラン等、物価も高い。南国なので、街に咲くブーゲンビリアがとても美しい。港には、数えきれないほどたくさんのヨットやクルーザーが停泊している。自分のヨットでいろんな土地を周っている人も多いのだろう。なかなかの眺めだ。そのような近代的な風景に、古城が対照的な雰囲気を醸し出している。
街を散策するが、今日は朝からビスケットしか食べていないので力が出ない。それに加えて暑さで喉がカラカラだ。ビールを買うが高い。同じビールでも他の土地の2倍はする。背に腹は代えられないので買ってグビグビとやる。
海がきれいだ。透明度も良さそうだ。海の上に停泊した古風な帆船が美しい。住人たちは、やはり観光ズレしているのか、あまり印象が良くない。
イスラムの女性は肌の露出を抑えるせいか、露出の多いヨーロッパの女性に声をかけてナンパをしている地元の男たちをよく見かけるのだが、今日は、白人の女の子が、しつこくナンパしてきたトルコ人に怒りの罵声を浴びせていた。
エーゲ海でのダイブをやっている船があり、話をしてみると感じが良かったので申し込むことにした。55USDのところ、すこし負けてくれた。女性はオランダ人だそうだ。明日はダイビング。
しかしとにかく喉が渇く。今日は洗濯して寝る。
本日の支出 約60.5USD/人 (ダイブ代込み)
100USD両替 100USD=14,405,000TL (レート 1USD=145,050TL 100,000TLコミッションあり)
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