1997年6月25日(水) オリンポス(Olimpos)⇒ アンタルヤ(Antalya) 曇
今日は移動日。朝11時にドルムシュでオリンポスを出発。別のドルムシュに乗り継ぎアンタルヤ(Antalya)には13時過ぎに到着。大きなバスステーションだ。ガイドブックには、街の中心部まで1kmくらいと書いてあるが、地元の人に聞いてみると、5kmほどあると言う。ドルムシュにて中心部に向かうことにする。
ドルムシュを降りると客引きがいた。とりあえず客引きの紹介する宿を見ることにする。少し歩いたが、ハドリアヌス帝の門に近くのErkal Hotelに2人で1,000,000TL(約7USD)にて泊まることにする。
旧市街を歩く。きれいな港がある。ツーリスティックなところで物価は高い。絨毯屋や土産物屋、ベンションなどが軒を連ねている。
歩いていると、日本人のアンティーク絨毯屋があったので入ってみる。情報地図をもらうために入ったのだが、茶をごちそうになり話をする。トルコ人の旦那と、日本人の奥さんで切り盛りしている店だった。他に大阪弁を話す見習い日本人青年が2人いた。
やはり絨毯屋は世界が狭いようで、いろいろと噂話となる。
絨毯屋の後、カラアリオール公園に行った。ガイドブックには美しい公園と書かれてあったが、期待はずれだった。
ところで、トルコではいたるところで日本語を話す絨毯屋が話かけてくる。いろいろと話をすると楽しいが、人間関係も基本商売がベースになっており、基本的に絨毯屋にはあまり良い印象がない。これは文化や商習慣の違いが大きいと思うところだが、多くの日本人女性が食い物にされているのを聞くと、もはや文化や商習慣の違いでは済まされない。
トルコの男はハンサムな人も多く、特に絨毯屋は日本語をしゃべれて口がうまい。そんな彼らに日本人女性はコロッと騙される。日本に帰ってから彼ら絨毯屋に仕送りしている人がたくさんいる。ある絨毯屋から聞いた話だ。その絨毯屋の男は、仕送りする日本女性を数十人単位で確保していた。名簿も見せられた。結婚をほのめかし、一緒に絨毯屋を開くための資金を送ってほしいという名目のようだ。結婚詐欺以外の何ものでもない。まったくひどい話だ。
本日の支出 約12.6USD
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