アジア旅行記 1997年7月20日 トルコ(アンタクヤ)

旅日記

1997年7月20日(日) Antakya 晴

昼過ぎまでゴロゴロする。妻の体調があまり良くない。午後から昼ごはんを食べに出る。Tivoliと言うファストフード店でハンバーガーを食べるが不味い。だが、2階からは街の様子がよく見えた。歩いている人の95%は男性だ。どうしてこの国は男性ばかりなのだろうと思うほど男性ばかりだ。バザール等に行っても女性がほとんどいない。トルコは女性の社会進出が進んでいると聞くが、それはほんの一部の大卒のエリートだけのことではないだろうか?

町は、あの世界史で有名なアンティオキアの面影はない。モザイク博物館に行く。ローマ時代の床や壁等に施してあったガラスや大理石等によるモザイク画が多数展示されてある。思ったよりも素晴らしい博物館で、保存状態の良いモザイクが一面に飾ってある。巨大なものから、小さいものまであるが、本当に素晴らしいと思うものもある。中庭に出ると子猫がないていた。撫でてあげるとすぐに懐いた。かわいい猫だった。

話は前後するが、ファストフード店では、久しぶりに欧米の音楽が流れていた。ここのところ、アラビア調の音楽ばかり耳に届いていたので、逆に新鮮さを感じた。たまにはJazzを聴きたいと思うのだが、このイスラム圏では難しいかも知れない。

その後ホテルに戻り、しばらくゆっくりと休む。夕方にもう一度明日のアレッポ行きのバスチケットを買いに出る。チケット代は1,000,000TLのところ、750,000TL(約5USD)に安くしてもらった。このアンタクヤからは、ありとあらゆるバス会社がアレッポ行きのバスを出しているため、競争が激しいようだ。帰りにロカンタで食事をとってホテルに戻る。今日は日曜なので、街がシーンとしていた。昨日と違って、湿度があまり高くなく、今日は快適な一日だった。

本日の支出 約18.25USD

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