アジア旅行記 1997年6月1日 イスタンブール

1997年6月1日(日) 晴れ

今日から6月。空は昨日までと打って変わって快晴。素晴らしい天気となる。

朝食時に韓国の李さんたちとゆっくり話をする。今夜7:30に待ち合わせをする。

今日はアヤソフィアの中に入る。6世紀 東ローマ帝国時代、キリスト教正教会の大聖堂として建てられた教会だったが、15世紀にオスマン帝国のもとでイスラム教のモスクとなり現在に至っている。今は博物館として公開されている。

その巨大さには驚くばかりだ。イスラム時代に漆喰で塗りこめられていたギリシャ正教時のモザイクやフレスコ画が修復されていて見ることができる。中央ドームは13階建てのビルと同じくらいの高さがありそうだ。本当に素晴らしい建物だと思う。

アヤソフィアを見学した後、ギュネハル公園でのんびりする。中心の通りには屋台がぎっしりと並んでいて、アイスやケバブを食べた。アイスはトルコ名物のビヨーンと伸びるやつ。ねばりけがあって、とても美味しかった。ケバブは羊のにおいが強すぎて、少しばかり食欲を失う。

ところで、この公園に到着する前に、2人のトルコ人と話をしたが、それぞれ、名古屋や東京に行ったことがあり、日本語がとても上手だった。日本人がしゃべる日本語のようになまりがなかったのでびっくりする。

公園の中ではチャイを飲んだ。ボスボラス湾を眺めながら、ゆっくりチャイを楽しむ。その後、公園から出てボスボラス湾のクルーズに乗る。わずかに200円くらいの料金で、1時間ほどボスボラス湾の素晴らしい景色を楽しむことができた。

19:30の李さんたちとの待ち合わせに合わせて宿に向かうが、途中でチキンケバブを食べる。安かったが何か物足りないものがあった。食べていると、またも日本語がうまいトルコ人に会った。17歳ということだが25歳くらいに見える。帰り道、韓国人の若者たちが、モスクの近くでキリスト教の歌を歌っていた。韓国人のキリスト教ツアーらしい。

19時ころ李さんたちがかえってきて、ホテルのサロンでパーティーを開始。韓国人4人と、宿のモハメドと、ニュージャジーからのアメリカ女性と一緒にパーティー。コチユジャン等も出してくれた。皆でいろいろと話していたが、李さんと日韓の歴史についての話題になる。韓国の人と仲良くなると、絶対に避けては通れない話だと思う。

他にもいろんな話ができてきて有意義な時間を過ごした。モハメドは今月の後半にはアメリカに行くのだそうだ。最後はみんなで歌を歌った。韓国人たちは次々にいろんな歌が出てきてすぐに合唱が始まる。良いもんだなと思う。

本日の支出 約9.16USD

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