アジア旅行記 1997年8月17日 イスラエル(エルサレム)

旅日記

1997年8月17日(日) エルサレム(Jerusalem) 晴 時々 曇

朝から博物館に行く。宿の人に博物館への行き方を尋ね、ダマスカス門から27番のバスだと言うのでそれに乗った。運転手に聞いても、そうだと言うようにうなずいたので間違いはないと思ったのだが、なかなか到着しないので、もう一度聞いてみたらこのバスではないと言う。いったい何なんだと思いながら、急いでバスを降車。道を探す。途中、黒い服に身を包んだユダヤ人のグループが歩いていた。しばらく道に迷う。迷ったあたりでまたバスに乗る。今度はすぐに博物館に到着した。

まずは死海写本館。世界最古のヘブライ語聖典。紀元前3世紀~紀元前2世紀頃のものらしい。ユダヤ人にとっては、とても大切な聖典なのだろう。繕うための紙は、日本の紙が使われているそうだ。しかし、ユダヤ人ではない自分にとっては、この聖典がそれほど重要なものなのかどうかわからない。11時半頃に入場したのだが、途中昼食をとった以外は、ずっと展示物を見学していた。17時クローズなのだが、とてもではないが、全部を見てまわることができないほど見ごたえのある博物館だった。マグリッド、ゴーギャン、ゴッホ、リベラ、その他多くの有名画家の作品が展示されているかと思えば、南北アメリカの先住民の品々の展示あり、アフリカの展示あり、現代美術あり、ユダヤに関する展示ありと盛りだくさんの展示となっている。全部見ることができなかったので、また来ることにして帰ることにする。バスがわかりにくく、料金も高いので、結局歩きで帰ることにした。

新市街から旧市街に向けて歩くと、あたりはいかにも高級住宅街という感じで、大きな家々が建ち並んでいた。街並みも整然としていて、先進国だなと感じた。

今日はワインを買って帰る。途中道沿いにあったYMCAに寄ってみる。所謂Youth HotelのYMCAではなく、1泊150USDもする立派なホテルだ。目の前にはKing David Hotelもある。宿に帰って、オリーブとソーセージとワインの夕食を楽しんだ。

本日の支出 約36.1USD

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