アジア旅行記 1997年8月21日 イスラエル(テルアビブ)

旅日記

1997年8月21日(木) Tel Aviv  晴れ

朝は遅く目を覚ます。少し疲れが出たようだ。まずポストオフィスに行き両替をする。その後、ヒューバート・サミュエル通りを散歩する。風が強く、少々波が荒い。沖にはたくさんのウィンドサーフィンが見える。砂浜がけっこう広く、100mくらいはあるだろうか。その幅の砂浜が見渡す限り続いている。海の色は、沖の方がきれいだ。ずっと散歩をする。途中でお腹が空いたので、日本料理店のKyotoを目指し、まずはシャロームタワーに向かう。途中カルメル市場を通る。鶏肉になった鶏が、羽が残ったまま無造作に積まれてある。においがものすごくきつい。海沿いなので、魚もたくさん並べてあった。

歩いていくと、シャロームタワーが近くなってきた。34階 140mのタワーだが、中東一高い建物だそうだ。よく見ると、どこかの官庁の建物に似て、実に味気なく、高さもたいしたことはない。Alenby通りを越えたところにKyotoはあった。店内には日本画がかけられていたりして、結構しゃれており、また賑わっていた。他のテーブルを見ていたら、手巻き寿司がアイスクリームのようにスタンドに立てて出ていた。見た目がきれいだなと思う。特に海外では、日本料理の見た目の美しさも重要な要素なのだろう。店内は、結構ハイソなお客が多かった。ラーメンを食べる。妻は冷やし中華を注文。ラーメンの麺はいまいちだが、スープは美味しかった。冷やし中華もボリュームがあった。

食後はスザンヌ・デレールセンター(Suzanne Dallale Center)へ行く。このあたりは芸術家が集まる場所だと言うことで期待して行ったのだが、思ったよりギャラリーなどがなかった。ただ、多くのアーティストがこのあたりに住んでいるようだ。黒猫が居たので、茂みの方をずっと見ていたら、通りがかりの人が偵察に来た。爆弾でも仕掛けはしないかと、いつも皆が警戒しているらしい。これだけたくさんのテロがあれば仕方ないことだとは思うが・・・。

その後、ヤッファに行く。このあたりは古い街が残っている。蚤の市(シャックハピシュピシム)を見る。いろんな骨董品や衣料品等がそろっていた。それからケドゥミン広場、シモンの家、イランハッサンギャラリー、ハビスカ公園などを散歩する。ヤッファはきれいな半島で、広場にはたくさんの出店が出ていたり、コンサート会場をつくってコンサートの準備をしたりしていて賑やかだった。また、韓国と同じで、多くの新婚カップルがウェディングドレスを着こんで写真撮影をしていた。帰りは、また散歩しながら海辺を歩く。沈む夕日がきれいだった。

それからショッピングセンターをブラブラする。海沿いには今日も似顔絵描きが出ていたり、あちこちで催し物をやっていたりととても賑やかだった。散歩を続け、ディゼンコフ通りでクレープを食べる。美味しかった。

本日の支出 約44.6USD

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