1997年8月23日(土) Amman 晴れ
朝はゆっくり寝る。お昼前にアラブ菓子を食べて、ヨルダン西部の都市マダバに向かう。50分くらいか。バスはマダバに到着する。

まず、初期のビザンチン様式のセントジョージ教会を目指す。セントジョージ教会には6世紀頃につくられた有名なビザンチン時代のパレスチナを描いたモザイク地図(マダバ地図)があり、それを見るのが目的だ。かなりの部分が損傷で切れているが、エルサレムや死海、果てはナイルデルタまで描かれている。かなり無くなっているが、レバノンまではカバーしていたのではないかと思う。モザイクなのでそれなりにしかわからないが、昔発展していた場所がよくわかる。
その他、処女教会、博物館、十二使徒教会等をまわる。それぞれの場所に豊富にモザイク画がある。当時の教会が、いかに多くのモザイクで飾られていたかがわかる。なかなか素晴らしいのだが、旅の疲れか、又はこの暑さからか、身体がなかなか動かない。遺跡を見ても、感動することがないほどだるい。アンマンに戻って、またレストラン カイロで食事をとる。コフタというスープの中に、肉団子が入ったものを食べたが、中にはなんと犬の牙か、爪のようなものが入っていた。はっきりと何かは不明だが、少し気持ち悪く思う。

ホテルに戻り、ビールを飲む。ピスターチョと何か白い種がとても美味しく、どんどん食べてしまう。2時間ほど食べ続ける。
本日の支出 約21.3USD

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