アジア旅行記 1997年8月29日 ヨルダン(アカバ)

旅日記

1997年8月29日(金)  Aqaba  晴れ

今日はロイヤルダイビングセンターでシュノーケル。アカバ城前からバスに乗り、約20分でダイビングセンターに到着。途中の道は、しばらくコンテナ地区などを通り抜けると、ひたすらビーチが広がっていた。海の色が深い紺色をしている。右手の海とは裏腹に、左手にはひたすら砂漠が広がっている。どこまでも続く砂の色と、海の青のコントラストがあまりにも強烈で美しい。

ダイビングセンターでシュノーケルとフィンを3JD(約4.3USD)で借りて海に入る。紅海は思ったよりも冷たかった。海の中を見渡すと、もう魚が泳いでいる。進んでいくと本当に色とりどりの美しいコーラルが広がる。そして魚の数の多さに驚く。色とりどりの魚たち。シュノーケルでこんなにも素晴らしいものが見られるなんて! 真っ赤な金魚のような魚、青に緑のラインが入った魚、頭に角のある魚、全身針だらけの魚・・・。このコーラルの美しさと、魚の美しさは、住んでいたカリブ海よりもすごいのではないかと思う。ただ、水温が低い。本当に冷たい。時々暖かい層にぶつかることもあり、いったん暖かく感じたら、また冷たい層に行くには、かなりの覚悟がいる。

しかし美しい。本当に美しい。ビーチに上がると風が強い。寝椅子を1JDで借りる。太陽は肌を焼くほど強いが、海風が冷たくかなりの風速だ。海の水が冷たいのは、浅瀬から、いきなりどんどん水深が深くなるからだろうか。ほとんど浅瀬がない状態だからだと思う。

目の前にはシナイ半島が広がり、このビーチをもう少し南下するとサウジアラビアに入る。

夕方5時頃にバスに乗り、アカバの街に戻る。砂漠の風は熱風だ。まるでドライヤーの風を吹き付けられているような感じがする。明日は、ダイビングをすることにする。

アカバ湾に夕陽が沈み、イスラエルのエイラットの灯りが明るく輝き始める。この4か国の国境がある土地。アカバは良いところだ。

本日の支出 約23.4USD

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