1997年8月31日(日) Aqaba ⇒ Dahab エジプト入国 晴れ
エジプト行きのフェリーに乗るため、朝8:30頃ホテルを出発。タクシーを拾い、1.5JD(ヨルダンディナール)で料金交渉して乗り込むが、タクシーにはメーターがちゃんとついていた。それを指摘すると、運転手がいろいろと言い訳をしてくる。結局1.5JD支払ったが、朝から何か気分が悪い出来事だった。
フェリーポートに着くと、早くも大勢の人が来ていた。出国税を支払うための列が出来ていた。妻に行ってもらったら、すぐに支払うことができたのだが、長い列ができていても、女性は優先されるようだ。
それから出国手続きを行う。外国人は、地元の人たちとは別の部屋に案内される。その後待合室で待っていたところ、どうも後の便の乗客とごちゃ混ぜになっているようだ。時間になっても、みんなのんびりとしている。係員に聞きに行くと、10時半の高速船は別な手続きが必要で、手続き後に階下で待機しているトレーラーで船に行くことになっているそうだ。時計を見ると、出航まで15分しなかない。急いでなんとか間一髪間に合った。本当にわかりにくいフェリー乗り場だった。
船までのトレーラーの中で、ハルピン出身の中国人夫婦に出会う。カイロに3か月ほど住んで商売をしているのだという。テーブルやバッグを売っているようだ。ヨルダンにも商用があったのだろう、5つもの大きなバッグの中にはテーブルやバッグ類が詰まっているそうだ。しかし感じの良い夫婦だった。カイロに来たら電話してくれと電話番号を教えてくれた。
船は1時間半後の正午少し前にエジプトのヌエバに到着。Arrivalのイミグレーションチェックが終わってからがひどかった。長時間待たされた挙句、バスに乗り、またすぐに降ろされる。何か税関でトラブルがあったらしく、外に出してくれない。
4人グループのドイツ人旅行者がどうにかしろと係員に詰め寄ったため、係員がついて来るように指示をする。我々もそれについていく。あちこちたらい回しにされた挙句、出してやるからレポートを書けと言われる。わけがわからない。馬鹿げている。その後、上の人が出て来たら、何のことはなく事は片付いた。話によると、乗客と税関員が口論になって、税関が怒って税員外に出すなと言ったらしい。こんな理由で全員が立ち往生してしまうなど、なんとエジプト的なのかと唖然とする。
結局到着して2時間もの間立ち往生するはめになった。ようやく外に出られた。バスを待つことにするが、2時間はバスが来ないらしい。ひとりのドイツ人と知り合う。彼は40才なのだそうだが、どう見ても30代前半にしか見えない。西洋人は日本人などよりもずっと老けて見えるので、こんなに若く見える人はあまりいないと思う。
彼はインドに15回も行っていて、現在ウィーンでヨガの先生をやっているという。菜食主義者だが、健康そのものに見える。彼にインドはラジャスタン地方のマウントアーブーというとこで、無料でヨガを教えてくれる場所があると教えてくれた。彼はヨガなど信じてもいなかったのだそうだが、試しにやってみて人生が変わったのだそうだ。
15時半頃にやって来たミニバスに乗り、シナイ半島東部のリゾート地ダハブへと向かう。バスの外には一面の砂漠が広がる。たまに木もあるが、何もない荒れた大智に熱風が吹く。ラクダが誰もいない砂漠を練り歩く。持ち主がいるのだろうが、野生動物のように見える。素晴らしい眺めだ。
17時ころにダハブに到着。日本人が居たので、荷物を預かってもらい宿を探す。Green Valley Hotelに泊ることにする。一泊20エジプトポンド〈E£〉は少し高いが、なかなか凝った感じのバンガローだ。
あまりの暑さに、夕方にも関わらず海に飛び込む。珊瑚はないが、けっこう魚がいる。だが、排水を垂れ流しているのか、少し臭いがあるので早々に引き上げる。
夕食をとり散歩する。海沿いにクッションや絨毯をひいたテラスがあり、そこでのんびりと寛げそうな店がほとんどだ。古本屋には日本語の本もあった。ダイビング情報を仕込み、明日以降のプランを考える。

本日の支出 約36.1USD

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